内祝いが要らないパターンとは?
内祝いの意味と予算はどれくらいか
内祝いは、本来お祝い事があったときに家族・親戚・友人などと喜びを分かち合うためにお祝いを贈るという意味があります。しかし、最近ではお祝いをいただいたお返しという意味合いが強く、そう認識している人の方が多いかもしれません。
内祝いの相場は、いただいたお祝いの半額くらいの品物を贈ることが一般的です。いただいたお祝いに対して安すぎると失礼にあたりますし、高すぎるお返しをしても相手に気を遣わせてしまいます。そのため、値段がわからないものをいただいたときはインターネットなどで値段を確認してから内祝いの品を選ぶと間違いないでしょう。また目上の人からお祝いをいただいたときは、3分の1くらいの品物でもよいとされているので、もらった人との付き合い方に応じて失礼のないように判断することが重要です。
結婚内祝いの場合は贈らない場合が多い
結婚式に出席してくれた人には、結婚内祝いを改めて贈る必要はありません。なぜなら、披露宴にてお料理をもてなすことと引き出物をお渡しすることが内祝いになるからです。招待された人も大抵は相場のご祝儀を包んでくれるため、他に内祝いを用意しなくても成り立っているのです。しかし、予想以上に多いご祝儀をいただいた場合は、お料理や引き出物でまかなえていないケースもあるため、そういうときは後日結婚内祝いを贈りましょう。他にも、結婚式に招待しなかった人からお祝いをいただいたときや結婚式を挙げなかったけれどお祝いをいただいたときも感謝の気持ちを込めて内祝いを贈ります。結婚をした直後はバタバタしていますが、失礼がないようにマナーを守って贈ると今後も気持ちの良い付き合いが続くでしょう。